23 July
2010

建築家のデザイン・スタイル.3(住宅編) by川嶋玄

ケーススタディー1~卍形プランの家

ケーススタディー1~卍形プランの家

敷地は千葉県の郊外の町。丘陵地を造成した新しい住宅街です。
ご依頼主は、若いご夫婦です。

建築についてのご希望をうかがって1週間後、ご一緒していただき、敷地を拝見いたしました。
その後、近隣の住宅地をそぞろ歩き。
もし、お客様のイメージにピンと来るような住宅が近くにあれば、デザインのきっかけになるかも、と思いました。
ところがどっこい、歩けども歩けども、周りに在るのはハウスメーカーなどの退屈な家ばかり。
(ハウスメーカーさん、ごめんなさい。)
家々は皆新しいだけに、余計に変化が感じられない。住宅地そのものも、単調で散漫でつまらない。
日本の郊外の住宅地って、こんなだったのかと、がっかりして帰ってきました。
その結果、決めたコンセプトが以下の通り。

近隣の空間とは縁を切った、 『 別世界をつくろう!!』

室内空間を周りから隔てるだけでなく、庭も含めた外部空間ごと、別世界をつくろう。
その為には、室内と外部が一体となったうえで、周囲からは切り離され、自立した建築空間をつくろう。
各部屋とパティオのような一体的外部空間が、交互に配置されるようなプランをつくろう。

このコンセプトのもとに出来たのが、『卍形のプランの家』
まだ未完成ですので、ここでは模型写真のみご覧ください。





Posted by kawashimagen at 14:52
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